私の所属している研究室では、毎年、夏に教授が学生の研究の進み具合を確認するための『研究会』を行うことをダミーとした
登山合宿
に行くことになっています。しかも、その山々は、登山初心者が大多数であるにもかかわらず、ほぼ必ず
北アルプスのどれか
と言う、大変厳しいものです。2005年、2006年、2007年と3年連続で参加しましたが、
今年は特に険しかった
ので、冒険談行き決定となりました。
いやぁ、久々ですね、冒険談行きになったの・・・・・・・・・。
朝6時に朝食を食べ、7時前に出発。
ロープウェイに乗って、しらかば平から西穂高口まで一気に登ります。
そこから、登山開始。そうしたら、早々に
そんなぁ・・・・・・・・・。
なんて思っていたら、あんまり登る気のない時雨君がのこのこやってきて、看板を見たら
「あっ!俺、一般だ!」
その後、
明らかにおかしい格好をしている真ん中の人に
「明らかに一般じゃないから入れるね♪」
と言ったら
俺は道なき道を行く!
一同、大爆笑。
その後、
こんな道を延々と歩いて
だんだん、霧が深くなってきても構わず進み
やっとの思いで、西穂山荘に到着。
でも、真っ白でなんも見えないの・・・・・・・・・。_| ̄|○
で、休憩しようと思ったら
教授「はい。それじゃぁ、行きましょう。」
Σ(゚Д゚;エーッ!
仕方なく出発。
そうしたら、
すぐに、こんな道になって・・・・・・・・・。
さらに、登り坂も急になって、私は完全にペースダウン。
それから、30分ぐらい登ると、周りの木々はココまで低くなります。
※自分の目の高さで撮影しています。
さらにさらに、登って行くにつれて霧は深くなり・・・・・・・・・。
※画像の上にマウスを乗せると、どういう地形なのかが表示されます。
道幅が人一人分とか、マジあり得ないから。(滝汗)
って言うか
はぐれてるぞ!?
しょうがない、一人で呑気に行くかぁ・・・・・・・・・。
と思って休み休み歩いていたら、後ろを歩いていた時雨君たちに追いつかれちゃったりして。
で、時雨君たちと一緒に登っていたら、だんだん霧が晴れてきました。そして、この先の道がハッキリ見えるようになりました。
その先に、頂上らしき場所も見えました。
が、それは絶望そのものでした。
ご覧いただきましょう。
我々が絶望を味わった、その風景を!
明らかに、道が断崖絶壁の中を通っています。
どう見てもロッククライミングのコースです。
本当にありがとうございました。
しかも、教授ども、もう着いてるし。_| ̄|○
そうすると、まぁ、当然、こうなるわけです。
ロッククライミング!
※これでもほぼ真下を向いています。
そして!
独標に到着!
※セイバーさん人形は時雨君の私物です。
そこで、先に着いていたT君に
「先生がね、頂上まで登ってこいってさ。」
行きますとも。(´▽`*)アハハ
「あぁ、先生が先に降りてきたら、崖から突き落としていいですよ♪」
教授、愛されてませんね。
実際、本当に降りてきかねないし。
そして、さっきと反対側にある、ほぼ垂直の岩場を下っていき、
転倒=転落死という感じの尾根を恐る恐る歩き、またロッククライミングをして、
そして!
頂上じゃねぇ
嘘だッ!!!!!
この場所から見て、頂上は
ココ♪
嘘だッ!!!!!
そこから、ロッククライミングを1時間ぐらい追加で楽しんだあたりで
下山中の教授に遭遇。
「おぉ!Wisteria(@本名)君!よく登ってきたね!
ボクは、1時間ぐらい前に頂上に着いてしまったんだが、
20分ぐらいで飽きてしまったんで、降りてきてしまった。
はっはっは!」
(´▽`*)アハハ
突キ落トシテヤロウカナ
まぁ、冗談ですけど。
まさか、本当には、ねぇ・・・・・・・・・。
さらに、ロッククライミングを15分ほど追加で味わわされ・・・・・・・・・、そして!
今度こそ、本当に頂上だぁ!
やったぁ!
バンザ━━━━━━━イ!!!
頂上から見た空は、とても印象的でした。
なんか、足が痛いと思って、宿舎に帰って確認したら
大胆に靴擦れを起こしていました。
お風呂に入ったときは、悲惨でした・・・・・・・・・。しくしく・・・・・・・・・。