冒険談 その9
西穂高岳@研究室合宿2007

私の所属している研究室では、毎年、夏に教授が学生の研究の進み具合を確認するための『研究会』を行うことをダミーとした

登山合宿

に行くことになっています。しかも、その山々は、登山初心者が大多数であるにもかかわらず、ほぼ必ず

北アルプスのどれか

と言う、大変厳しいものです。2005年、2006年、2007年と3年連続で参加しましたが、

今年は特に険しかった

ので、冒険談行き決定となりました。
いやぁ、久々ですね、冒険談行きになったの・・・・・・・・・。


朝6時に朝食を食べ、7時前に出発。


ロープウェイに乗って、しらかば平から西穂高口まで一気に登ります。

そこから、登山開始。そうしたら、早々に

そんなぁ・・・・・・・・・。

なんて思っていたら、あんまり登る気のない時雨君がのこのこやってきて、看板を見たら


「あっ!俺、一般だ!」

その後、

明らかにおかしい格好をしている真ん中の人に
「明らかに一般じゃないから入れるね♪」
と言ったら


俺は道なき道を行く!

一同、大爆笑
その後、


こんな道を延々と歩いて


だんだん、霧が深くなってきても構わず進み


やっとの思いで、西穂山荘に到着。
でも、真っ白でなんも見えないの・・・・・・・・・。_| ̄|○

で、休憩しようと思ったら

教授「はい。それじゃぁ、行きましょう。」

Σ(゚Д゚;エーッ!


仕方なく出発。

そうしたら、


すぐに、こんな道になって・・・・・・・・・。

さらに、登り坂も急になって、私は完全にペースダウン。


それから、30分ぐらい登ると、周りの木々はココまで低くなります。
※自分の目の高さで撮影しています。

さらにさらに、登って行くにつれて霧は深くなり・・・・・・・・・。


※画像の上にマウスを乗せると、どういう地形なのかが表示されます。
道幅が人一人分とか、マジあり得ないから。(滝汗)

って言うか

はぐれてるぞ!?

しょうがない、一人で呑気に行くかぁ・・・・・・・・・。
と思って休み休み歩いていたら、後ろを歩いていた時雨君たちに追いつかれちゃったりして。

で、時雨君たちと一緒に登っていたら、だんだん霧が晴れてきました。そして、この先の道がハッキリ見えるようになりました。
その先に、頂上らしき場所も見えました。
が、それは絶望そのものでした。

ご覧いただきましょう。
我々が絶望を味わった、その風景を!


明らかに、道が断崖絶壁の中を通っています。
どう見てもロッククライミングのコースです。
本当にありがとうございました。


しかも、教授ども、もう着いてるし。_| ̄|○

そうすると、まぁ、当然、こうなるわけです。


ロッククライミング!
※これでもほぼ真下を向いています。

そして!


独標に到着!
※セイバーさん人形は時雨君の私物です。

そこで、先に着いていたT君に

「先生がね、頂上まで登ってこいってさ。」

行きますとも。(´▽`*)アハハ

「あぁ、先生が先に降りてきたら、崖から突き落としていいですよ♪」

教授、愛されてませんね。
実際、本当に降りてきかねないし。

そして、さっきと反対側にある、ほぼ垂直の岩場を下っていき、
転倒=転落死という感じの尾根を恐る恐る歩き、またロッククライミングをして、

そして!


頂上じゃねぇ

嘘だッ!!!!!

この場所から見て、頂上は


ココ♪

嘘だッ!!!!!

そこから、ロッククライミングを1時間ぐらい追加で楽しんだあたりで

下山中の教授に遭遇。

「おぉ!Wisteria(@本名)君!よく登ってきたね!
ボクは、1時間ぐらい前に頂上に着いてしまったんだが、
20分ぐらいで飽きてしまったんで、降りてきてしまった。
はっはっは!」

(´▽`*)アハハ 

突キ落トシテヤロウカナ

まぁ、冗談ですけど。
まさか、本当には、ねぇ・・・・・・・・・。

さらに、ロッククライミング15分ほど追加で味わわされ・・・・・・・・・、そして!


今度こそ、本当に頂上だぁ!
やったぁ!
バンザ━━━━━━━イ!!!


頂上から見た空は、とても印象的でした。


なんか、足が痛いと思って、宿舎に帰って確認したら
大胆に靴擦れを起こしていました。
お風呂に入ったときは、悲惨でした・・・・・・・・・。しくしく・・・・・・・・・。