冒険談 その1
メイド喫茶に逝く!

 ゴホンゴホン・・・・・・。え~、あちこちのサイトで話題騒然のネタだったので、知っている方も多いと存じ上げますが・・・・・・、

T-ZONEが発狂しました。

 まぁ、サイトの例を挙げておくと、・・・・・・、うん、やっぱりimpress PC Watch(2002/07/11 2002/07/17)とimpress AKIBA PC Hotline!(2002/07/13)、ここが一番確実でしょう。(汗)
 え~、どんなふうに発狂したかと言いますと、PC Watchの7月17日分が伝えているように、「アキバに巣くうマニア向けにメイド喫茶を開店する」と言うのです。これで、T-ZONEが潰れる前はごく普通のパソコンショップだったと聞いたら(少なくとも、このネタが日本中を駆けめぐるまで、T-ZONEを知らなかった人間は)はっきり言って、絶句するでしょうね。(^_^;)
 このネタを我がコン部にいち早く伝えたのは、部長の槍らん氏のコン部BBSへの書き込み。さすが、カードキャプターさくら関連のサイトを運営しているだけあります。(違) その後、(恐らく日記のネタに困った)Retreat Wingの管理人SIG君が『挨拶だけで終わってみるテスト』と題した日記にて伝えたのでした。
 さて、その発狂したT-ZONEがメイド喫茶を開店させると発表したのですが、まだお店の名前を言ってませんでしたね。その名は、

Mary's

 贅沢に、marys.jpまで取得しておりました。恐るべしT-ZONE。っていうか、何故『メアリー』??(笑)

 「このネタは、ちゃんと調査しなければ!!」
 この衝動に駆られてしまいまして、とある日の授業前にSIG君に一緒に行こうかと誘ってしまいました。(爆)
 しかし、公式サイトをのぞいてみると・・・・・・。

7月19日はオープニングイベントのため、通常の営業は午後4時まで、オーダーストップは午後3時とさせていただきます。

当日は『科学技術のための基礎数学』のテストがありまして、試験終了が午後3時。そして、そこから、早くても1時間半。

だめじゃん。

 前々日にSIG君に言ったのですが、それでも行くと言いまして。まぁ、写真を撮って帰ってくるだけになるだろうなと思っていたんです。
 しか~し、前日に高校の友人某S君とWindowsMessenger経由でそのことについて話したら、その友人Sが一言、

「じゃぁ、CureMaidCafeでも逝けば?w」

それが、誤算の始まりだったのかもしれない・・・・・・。即座にCureMaidCafeを調べてみる。
「まぁ、そのまま帰るだろうから、別に行かなくてもいいか・・・・・・。」
そう思って、そのときは、何気な~くのぞいてたのに・・・・・・。(T_T)

 そして、その日が来てしまった・・・・・・。2002年7月19日(金)、天候は快晴、各地とも30℃を超す夏日であった・・・・・・。
 試験監督官「はいそこまで。」
 午後3時、定刻に試験終了。さっさと片づけて試験室を出る。そして、電車に乗り、1時間半後、丸の内線お茶の水駅に到着。さぁ、あるくべ・・・・・・。
 W「え~っと、昌平橋通りだから、この道を左折だな。」
 S「こんなことなら、地図をプリントしてくるんだったな・・・・・・。」
 W「紙が勿体ない。」
 こんな会話をしながら、無事に到着。秋葉原にしては、ずいぶんとはずれに位置する喫茶店。それが、これでございます。

これが、Mary'sだっ!
撮影:SIG君

 開店祝いの花束が3~4個ほど飾られていました。そのなかに、この企業の名前がありまして・・・・・・、

せ~が~♪
撮影:SIG君

ちゃっかりしてるじゃない、セガ!

もちろん、閉店しているのは知っていました。しかし、暑い。何だ、この暑さは!咽ガ、灼ケル・・・・・・。このとき、すでに俺の頭のCPUは熱暴走をしていた・・・・・・、気がします。そして、こう思ってしまったのです!
「どっかで涼みたい・・・・・・、このまま帰ると家まで持たない・・・・・・。」
そして・・・・・・、

(Retreat Wingの冒険記より)
S「どうしよっか…」
W「…したらCURE MAID CAFEでも行くか?」
S「そうすっか… でも、俺は場所しらんよ?」
W「ISDNの公衆電話に繋げればネット出来るよ」
S「プロバイダの電話番号なんて覚えてないよ。」
W「俺は覚えてるから大丈夫。」

このとき持ち歩いていた、大学の授業で使うノートPCには、ダイアルアップの設定は一つもありませんでした。もうお判りでしょうが、相当前から、マジでプロバイダーの電話番号、接続ID、パスワードを暗記しておりました。(核爆) そして、この異様とも思える光景の激写にSIG君は成功してしまったのです!

公衆電話でネットサーフィン
撮影:SIG君
ガラスに映っている、左側の人物が俺、右側(下半身のみ)がSIG君

 でも、あの公衆電話に差し込んだモジュラーケーブルの長さだけアナログ回線なのに、それ以外は全部デジタル回線なのに・・・・・・、

なぜだ!なぜ、56Kが出ない!なぜ、46Kなんだぁ~!!

 とにかく、地図を入手。この時、『ISDN公衆電話でネットサーフィン♪』の特技が生まれたのでした。そして、ちょっと道に迷って、到着。

Cure Maid Cafe
撮影:SIG君
6Fが目的のお店。

 その後の一部始終は、Retreat Wingにほぼ載っているので、そっちを参照してください。(ちなみに、店内は撮影禁止。)
 で、Retreat Wingに載せられなかったエピソードを。

 席について、注文をすませた後、メイドさんが歩いてゆく方向に目をやると、そこに店長と思しき、髪の毛を金に染めたおじさんがいた。
 「こいつが店チョなのか?

釣り合わねぇ!絶対に釣り合わねぇ!

普通、こういう店にいる店チョは美男子っていうのが相場だろうが!
ゴルァ!

えっ?なんか、間違ってるって?スミマセン、熱暴走してたもので・・・・・・。(滝汗)

W「ねぇ、カウンターの中にいる、あの店長と思しき人物って、絶対にいけ好かない奴だよね。」
S「・・・・・・。あぁ、本当だ。」
W「これ、特記事項じゃない?」
S「・・・・・・、むしろ、そっちには触れない方向で。」

こうして、このサイトが開設されるまでの1週間の間、この事実は隠蔽されていたのでした・・・・・・。(爆)

そして、注文した品が運ばれてきました。
メ「こちらが、本日のケーキ『ミルクミルフィーユ』(だったと思う。)になります。」
メイド、ケーキをおく。
メ「こちらが、アイスレモンティーになります。ガムシロップでよろしかったですか?」
二人「はい。」
で、SIG君側のストローをおいた後、俺側のストローをおこうとして、落とす。
メ「あ、申し訳ありません、すぐに新しいのをおもちします 」
この時、メイド属性のSIG君は目を爛々と輝かせていましたが、俺はストローが紙の包みに入っていることから、一瞬で『サービス』と判断

興醒め。

もう、この頃にはCPUはクールダウンして、正常動作をしていたんですけどね。
この真実も、このサイトが開設されるまでの1週間、隠蔽されていたのでした・・・・・・。(爆)

 で、ケーキを食べて、帰路のつきましたとさ。めでたし、めでたし・・・・・・。
 と思ってたのに、家に着くなり、
 母「ずいぶん遅いじゃない。どこに行ってたの?」
 W「秋葉原に新しい喫茶店ができたって言うから、友達と逝ってた。」
 つい、口を滑らせてしまいました。それから、しばらくの間、母親はその喫茶店の詳細を聞き出そうと何度も聞いてきました。

言えるかよ、そんなこと・・・・・・。(T_T)

証拠を持って帰らなかったのが、唯一の救いだったり・・・・・・。(笑)

※Mary'sには結局逝けなかったので、そのうち、またSIG君と一緒に逝くつもりです♪(懲りてない)